トリガーポイントとは、圧迫などの刺激で鋭い痛みを生じる、筋肉内の硬結(しこり)のことです。ここに除痛目的で局所麻酔薬を注射するのが、トリガーポイント注射です。

 漢方トリガーポイント注射は、鍼灸のツボに局所麻酔薬の注射を行うもので、酒井院長がこれまでの経験に基づいて考案した治療法です。

 酒井理事長は麻酔科医時代に、上海第二医科大学に留学して鍼麻酔を学んだ医師から鍼麻酔を学び、国内の病院で鍼灸外来を担当した経験があります。

 その後アメリカ留学時代に、カナダのChit Chan Gunn教授が鍼灸のペインクリニックへの応用を提唱していることを知り、従来のトリガーポイント注射に漢方トリガーポイント注射を併用する方法を考案しました。この漢方トリガーポイント注射を、帰国後主にスポーツ選手を対象として行い、好評を得ていました。

 漢方トリガーポイント注射は、トリガーポイント注射の一時的な除痛効果を、より長時間持続させることが可能です。頑固な腰痛、首や肩の痛みなどに大きな威力を発揮します。